「ヒルズとロイヤルカナン、どっちが良いの?」
キャットフード界の二大巨頭といえば、この2つ。
ヒルズとロイヤルカナン。
どっちも獣医さんでよく見かけるし、どっちも「良いフード」って言われてる。だからこそ、
「で、うちの子にはどっちなん……?」
って迷うんですよね。
先に我が家の立ち位置を言っておくと、うちはヒルズもロイヤルカナンも、実際に猫に食べさせたことがあります。
- 先住のまお君(ラグドール・腎臓ケア中)→ ヒルズの療法食「k/d 腎臓ケア」を長く愛食していました
- ロイヤルカナンは、病院でもらった「腎臓サポート」の試食を経験
- 新入りのらびちゃん(サビ猫・元気いっぱい)→ ヒルズ サイエンスダイエットを食べていた時期あり
つまり両ブランドとも「うちの猫が実際に食べた」うえでの比較です。カタログスペックの写しじゃなくて、その時に感じたことをそのまま書いていきます。
そしてもうひとつ。この記事では「原材料がどう」「成分がどう」だけを並べる比較はしません。
ズボラ飼い主として気になるのは、実際に食べさせ始めたあとの話です。
- ちゃんと食べてくれるのか
- 粒が大きすぎないか
- 丸のみして吐き戻さないか
- そして飼い主が無理なく続けられるか
猫に良さそうなフードでも、毎日「砕かないといけない」「小分けにしないといけない」となると、地味に飼い主の仕事が増えます。
なのでこの記事では、ヒルズとロイヤルカナンを「猫に合うか」+「食べさせる側が続けやすいか」の両方で比べていきます。

先に結論:タイプ別ならこっち
| こんな人・こんな猫は | おすすめ |
|---|---|
| 腎臓など健康面のケアが最優先 | どちらも療法食が優秀。獣医さんと相談して合う方を |
| 年齢・ライフステージで手堅く選びたい | ヒルズ(サイエンスダイエット) |
| 毛球・体重など室内猫の悩みをピンポイントで | ロイヤルカナン 室内成猫用 |
| 小粒が好き・丸のみしがちな子 | 粒の大きさは要チェック(後半で詳しく) |
| 買って失敗したくない | まず試供品で食べるか確かめる(後半で詳しく) |
ちなみにズボラ飼い主としては、「どっちが一番優秀か」より「うちの猫が普通に食べて、飼い主の追加作業が増えない方」を選べばいいと思っています。
砕く、小分けにする、吐き戻し対策をする。必要になったらやればいいんですが、できれば最初から仕事は増やしたくないですからね。
先に商品だけ確認したい方は、こちらから飛べます👇
順番に理由を説明していきます。
① ブランドの特徴で比べる
ざっくり言うと、こんな棲み分けです。
| ヒルズ | ロイヤルカナン | |
|---|---|---|
| 得意分野 | 年齢別・体調別の手堅い設計 | 品種別・悩み別のピンポイント設計 |
| 一般食 | サイエンスダイエット | 室内成猫用(インドア)など |
| 療法食 | k/d(腎臓ケア)など | 腎臓サポートなど |
| 獣医さんでの存在感 | ◎ | ◎ |
どっちも療法食まで揃えた老舗ブランドで、「どっちかがハズレ」みたいな差はないです。だからこそ、選ぶ決め手は「うちの子に合うかどうか」の細かい部分になってきます。
ズボラ飼い主目線でこの違いを言い換えると、「フード選びでどれだけ迷いたくないか」の差かもしれません。
- 「年齢に合わせて、まずこのへんから」で決めたい → ヒルズ
- 「室内猫で、毛球も気になって、体重も気になって……」と絞り込みたい → ロイヤルカナン
私は売り場や通販ページで何十分も悩みたくないタイプなので、選択肢が多い=ラクとは限らないと思っています。
選択肢が多い方が合うフードを見つけやすい場合もありますし、逆に「結局どれ買ったらええねん」で止まってしまう場合もありますからね。
② 実体験:ヒルズk/dを愛食してたまお君の場合
ここからは実際に食べさせていた話です。
まお君は腎臓の数値が高くなってから、ヒルズの「k/d 腎臓ケア」を毎日食べていました。
食いつきは良かったです。飽きることなく毎日カリカリ食べてくれました。……ただこれ、まお君がカリカリに関しては好き嫌いしない猫というのも大きいので、そこは差し引いてくださいw
気になった点をあげるなら2つ。
その1:価格がじわじわ上がった
買い始めた頃は4kgが6,000〜9,000円くらいだったのが、いつの間にか11,000円超えに。療法食は続けてこそなので、この値上がりは家計にじわっと効きます。
「このフード、1日あたりいくらになるのか」は計算しておくと判断しやすいです。袋の容量と1日の量を入れるだけで出せるので、ここで試してみてください👇
※ 今日から数えた目安です。実際の量は体重・年齢・フードによって変わるので、パッケージの給与量を確認してください。
その2:粒がやや大きめだった(記憶)
正確に測っていたわけじゃないんですが、のちにベッツソリューションに切り替えたとき「粒、小さっ!」と思った記憶があります。つまりk/dはそれより少し大きめだったはず。丸のみタイプのまお君には、小粒の方が合っていたようです。
実際に食べさせてわかったこと
まお君の場合、k/dで一番問題になったのは「食べない」ことではありませんでした。むしろ食いつきは良かったです。
気になったのは、
- 続けるほど家計に効いてくる価格
- 丸のみ派には少し気になる粒の大きさ
この2つでした。
フード比較って、つい「食いつきが良いか悪いか」で終わりがちなんですが、実際に毎日食べさせてみると「食べるけど高い」「食べるけど粒がちょっと大きい」みたいな、もっと地味な部分が気になってきます。
毎日続くことだからこそ、この地味な違いが意外と重要でした。
③ 腎臓ケアならどっち?【k/d と 腎臓サポート】
腎臓ケアで検索してこの記事にたどり着いた方も多いと思うので、ここは分けて書いておきます。
我が家が実際に食べさせたのは、この2つです。
| ヒルズ k/d | ロイヤルカナン 腎臓サポート | |
|---|---|---|
| 食べさせた期間 | 長期(毎日) | 試供品を数回 |
| 食いつき | ◎ 飽きずに完食 | ◎ よく食べた |
| 粒の大きさ | やや大きめ | 1cmくらい・大きめ |
| 価格の印象 | 4kgで11,000円超まで値上がり | 継続していないため不明 |
食いつきに関しては、うちの猫はどっちも問題ありませんでした。
なので我が家の場合、最終的な決め手になったのは粒の大きさでした。
まお君は丸のみ派なので、大きい粒だと噛まずに飲み込んでしまいます。ロイヤルカナンの腎臓サポートは1cmくらいあって、「これを丸のみされたらお腹の中で膨らみそうやな……」と心配になるサイズ感でした。
腎臓ケアのフード選びで大事なこと
療法食は「これがいい」で自由に選ぶものではありません。腎臓の数値や進行度によって、獣医さんから指定されることも多いです。
そのうえで飼い主が判断できるのは、だいたいこのあたりだと思っています。
- その子がちゃんと食べてくれるか(食べない療法食は意味がない)
- 粒の大きさが食べ方に合っているか
- その値段を毎月払い続けられるか
特に3つ目。療法食は一生続く可能性があるので、無理のない価格かどうかは本当に大事です。
※腎臓の療法食は必ずかかりつけの獣医師と相談して決めてください。
今の価格を確認しておきたい方はこちら👇
④ ズボラ的裏ワザ:買う前に「試供品」で試す
ここ、地味ですが一番ズボラ向きな話です。
ロイヤルカナンの腎臓サポートは、動物病院でもらった試供品サイズでした。
私から「ください」と頼んだわけではなく、診察のときにフードの話をしていたら、たまたまいただけたんですよね。
調べてみると、動物病院によっては相談すれば試供品サイズを出してくれることがあるそうです(もちろん在庫や病院の方針によります)。
なぜこれがズボラ的に最強なのか
フード選びで一番しんどいのって、買ったのに食べてくれなかったときだと思うんです。
4kgの袋を買う → 食べない → どうしようこれ
この流れ、地味にダメージがでかいです😂 猫は食べないと決めたら本当に食べないですし、開封済みのフードは返品もできません。
でも試供品なら、
- お金がかからない
- 食べなくても捨てるのは少量
- 粒の大きさを実物で確認できる
つまり「失敗しても損しない」状態で試せます。
療法食への切り替えを相談するときや、定期受診のついでに「この子、これ食べるかどうか試してみたいんですけど」と聞いてみる価値はあると思います。
⑤ なぜ切り替えたのか(グレインフリーの話)
今まお君が食べているのは、ベッツソリューションの腎臓サポート(グレインフリーの療法食)です。
切り替えた理由は、「猫は本来肉食で、穀物を大量に摂ると内臓に負担がかかることがある」という情報を見かけたから。腎臓をいたわりたい身としては、試してみる価値があるかなと。
……で、実際のところグレインフリーの効果はどうなのかというと、よくわかりませんw 数値が劇的に変わったとかではないです。ただ、まお君はk/dのときと変わらずずっと愛食してくれているし、小粒で食べやすそうなのは確かなので、我が家はこれで落ち着いています。
※グレインフリーが合うかどうかはその子次第です。療法食の切り替えは、かかりつけの獣医さんに相談してからにしてくださいね。
ちなみにここまで読むと「ヒルズとロイヤルカナンの比較記事なのに、なんで別のフードに行ったん?」と思われるかもしれません。
答えはシンプルで、比較して実際に食べさせてみても、最終的にはその時の猫に合うものを選ぶからです。
二択で終わる必要はなくて、
今のフードで気になることが出てくる → 別の選択肢も試してみる → 猫が普通に食べてくれるものに落ち着く
これが我が家のフード選びでした。猫が普通に食べて、飼い主が毎日あれこれ工夫しなくていい状態が一番ラクです。
⑥ 粒の大きさ、実物はこれくらい

左と真ん中がベッツソリューション、右がモンプチクリスピーキッスです。定規と一緒に撮るとわかりやすいですね。
ちなみにロイヤルカナンの腎臓サポート(試食でもらったやつ)は1cmくらいあって、けっこう大きめでした。食いつき自体は良かったのですが、丸のみタイプの子だとお腹の中で膨らみそうで、少し心配になるサイズ感です。
粒の大きさは「飼い主の仕事量」に直結する
ここ、ズボラ飼い主としてはけっこう大事なポイントです。
粒が大きい=悪い、ではありません。 ちゃんと噛んで食べてくれる子なら、粒の大きさはそこまで問題になりません。
でも、まお君みたいに丸のみしがちな猫だとこうなります。
粒が大きい → 噛まずに飲み込む → 吐き戻しが気になる → 砕く? 小分けにする? → 飼い主の仕事が増える😇
つまり粒の大きさひとつで、そのあと毎日やることが変わってくるんですよね。
なので私はフードを比べるとき、成分表よりも先に「うちの猫、この粒をどう食べそう?」を想像するようになりました。……まあ、これも実際に食べさせてみるまでわからないのですけどねw
粒が大きいフードをあげたいときは、砕くという手もあります👇
👉 ピュリナワンとロイヤルカナン比較|うちが選んだのはこっち【粒の大きさ・食いつきで判断】
(↑この記事でフードクラッシャーの使い方と「押しすぎると粉々になる」失敗談も書いてますw)
⑦ 丸のみ派の吐き戻し対策
まお君は基本丸のみ派なんですが、意外なことにモンプチクリスピーキッスはちゃんと噛み砕いてるんですよねw なぜでしょう。
ただ、一回にたくさん食べたときは吐き戻すこともあります。これは一気食いさせず、小分けにあげるとだいぶマシになります。
ここまで来ると、もう「ヒルズとロイヤルカナン、どっちが良い?」というより「うちの猫がそのフードをどう食べるか」の話になってきます。
同じフードでも、
- ちゃんと噛んで食べる子
- 丸のみする子
- 一気食いする子
では、飼い主に必要になる対策まで変わります。
だから我が家では、フードを選ぶときにブランドだけで決めず、粒の大きさと実際の食べ方までセットで見るようになりました。
小分けを毎回手動でやるのはなかなかしんどいので、時間で少量ずつ出せる自動給餌器に任せるのがズボラ的正解です👇
👉 自動給餌器は「手抜き」じゃない。猫との時間を増やすための「ズボラ必須アイテム」だった
ヒルズ・ロイヤルカナンを買うなら(価格チェック)
どちらも売っている店によって価格差が出ます。同じ商品でも楽天・Amazon・Yahoo!で数百円〜千円単位で違うことがあるので、買う前に3つ並べて見るのがおすすめです。
ヒルズ サイエンスダイエット(年齢別で手堅く選びたい・らびちゃんも食べてた)
ロイヤルカナン 室内で生活する成猫用(毛球・体重など室内猫の悩みに)
よくある質問
Q. 猫にはロイヤルカナンよりヒルズの方がいいの?
どちらが上、という話ではありません。どっちも療法食まで揃えている老舗ブランドで、獣医さんでの扱いも両方あります。
我が家は両方食べさせましたが、食いつきに関してはどちらも問題なしでした。差が出たのは粒の大きさなど、その子の食べ方に関わる部分です。
「どっちが優秀か」より「うちの子が食べるか」で選ぶのが現実的だと思います。
Q. ロイヤルカナンとヒルズ、どっちがいいですか?
猫によりますとしか言えないのですが、選び分けの目安はあります。
- 粒が小さいほうがいい・丸のみする子 → ロイヤルカナン
- 年齢やライフステージで手堅く選びたい → ヒルズ(サイエンスダイエット)
- 腎臓ケアが必要 → どちらにも療法食があるので、獣医さんと相談
うちはまお君がヒルズのk/d、らびちゃんがサイエンスダイエットという時期があり、どちらも食いつきは問題ありませんでした。
Q. サイエンスダイエットとロイヤルカナン、どっちを選べばいい?
サイエンスダイエットはヒルズの一般食(療法食ではないライン)です。
健康な猫の毎日のごはんとして選ぶなら、年齢・去勢避妊後などで細かく分かれているのがサイエンスダイエット、粒の形や大きさを猫種ごとに作り分けているのがロイヤルカナンというのが、ざっくりした違いになります。
病気の管理が必要な場合は、どちらも療法食のラインがあるので、そちらを獣医さんに相談してください。
Q. ヒルズとロイヤルカナン、どちらが安いの?
商品によって違うので、ブランド単位で「こっちが安い」とは言い切れません。
ただ、実感としてお伝えできることが1つあります。療法食はどちらにしても安くありません。
うちが買っていたヒルズk/dは、4kgで6,000〜9,000円くらいだったものが11,000円超まで値上がりしました。療法食は続けるものなので、「今の値段」より「これを毎月払い続けられるか」で見た方がいいです。
1か月あたりいくらになるかは、こちらで計算できます👇
Q. ロイヤルカナンがダメって聞くけど本当?
「穀物を使っている」という点を理由に挙げる意見は確かに見かけます。
うちも実は、「猫は本来肉食で、穀物を大量に摂ると内臓に負担がかかることがある」という情報を見て、グレインフリーの療法食に切り替えた側です。
ただし切り替えて数値が劇的に変わったということはありませんでした。
そしてロイヤルカナンは今も多くの動物病院で扱われています。「ダメなフード」なら病院が勧め続けるはずがないですよね。
情報を鵜呑みにせず、かかりつけの獣医さんに聞くのが一番早いと思います。
Q. 食べるかどうか、買う前に確かめられる?
動物病院で試供品サイズをもらえることがあります。
うちはロイヤルカナンの腎臓サポートを、診察のときにいただきました。病院の在庫や方針にもよりますが、相談してみる価値はあります。
4kgの袋を買って食べてくれなかったときのダメージを考えると、先に少量で試せるのが一番ラクです。
まとめ:両方食べさせた我が家の結論
-
ブランドとしてはどっちも優秀。ハズレはない
-
腎臓ケアなら:ヒルズk/dもロイヤルカナン腎臓サポートも実績十分。獣医さんと相談して、食いつきと粒の大きさで決めるのが我が家流
-
丸のみする子は小粒重視で。大きい粒は砕けばOK
-
続けるものだから価格の推移も地味に大事(k/dの値上がりは体感しました…)
-
買う前に試供品で試せないか、病院に聞いてみるのが一番ラク
うちの場合、まお君はk/d→グレインフリーの療法食へ、らびちゃんはサイエンスダイエットを経て今のフードへ。どのフードも「その子がしっかり食べてくれること」が一番です。
ズボラ飼い主としての結論
もうひとつ言うなら、「一番いいフード」より「猫が普通に食べて、飼い主も普通に続けられるフード」の方が強いです。
- 成分が良さそうでも食べない
- 食べるけど粒が大きくて毎回砕く
- 吐き戻し対策で毎回小分けにする
- 高くて続けるのがしんどい
これが重なってくると、毎日のごはんが「猫のお世話」じゃなくて「猫フード運用」になってくるんですよねw
なのでヒルズとロイヤルカナンで迷ったら、
猫に合うか + 飼い主が無理なく続けられるか
この2つで見るのが、我が家のズボラ的な答えです。
それでも迷うなら、こう考えてみてください。
- 年齢で手堅く選びたい → ヒルズ サイエンスダイエット
- 室内猫の悩み(毛球・体重)で選びたい → ロイヤルカナン 室内成猫用
- 腎臓などのケアが必要 → まず獣医さんに相談。そのうえで食いつきと粒で決める
我が家がらびちゃんに食べさせていたのはサイエンスダイエットで、食いつきは問題ありませんでした。どちらを選んでも「食べない」でつまずくことは少ないと思います。
フード選びの参考になればうれしいです。
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この記事にはアフィリエイトリンクが含まれます。商品の品質・使用感についての評価は著者の個人的な見解です。療法食の選択・切り替えは、必ずかかりつけの獣医師にご相談ください。