うちの猫、水ってこれくらいで足りてる?

水入れをのぞいて、「あれ、朝からぜんぜん減ってない……?」と不安になったことはありませんか。

逆に「こんなに飲んで大丈夫?」と心配になることもありますよね。

うちはまさにその両方です。

  • 先住のまお君(ラグドール):腎臓ケア中で、自分からよく飲む
  • 新入りのらびちゃん(サビ猫):ほとんど自分から飲まない

同じ家で、同じ水を置いているのに、飲み方が正反対なんです。

まお君 まお君
のど渇くんよな
動いたついでに、ちょっとだけ飲みますねぇッ
らびちゃん らびちゃん

この記事では、「どれくらい飲めばいいのか」の目安と、ズボラでもできる測り方をまとめます。


結論:体重1kgあたり約40〜60mlが目安

猫が1日にとる水分は、体重1kgあたり約40〜60mlが目安と言われています。

ここで大事なのは、「飲む水」だけではなく「ごはんから入る水分」も含めた量だということです。

体重別の早見表

体重 1日の水分の目安
3kg 約120〜180ml
4kg 約160〜240ml
5kg 約200〜300ml
6kg 約240〜360ml
7kg 約280〜420ml

コップ1杯がだいたい200mlなので、4〜5kgの猫なら「コップ1杯前後」と覚えておくとラクです。

⚠️ あくまで目安です。年齢・運動量・季節・持病によって変わるので、気になるときは獣医さんに相談してください。


ごはんの種類で「飲む量」は変わる

同じ猫でも、何を食べているかで、器から飲む量が大きく変わります。

ごはん 水分の割合
ドライフード 約10%以下
ウェットフード 約75〜80%

ドライフードが主食なら、水分のほとんどを器から飲む必要があります。

ウェットフードが多い子は、ごはんだけでかなりの水分がとれるので、器の水があまり減らなくても心配しすぎなくて大丈夫なことがあります。

ドライフード → 器から飲む量が多くなる / ウェットフード → 器の水はあまり減らない

「うちの子、水を飲まない!」と焦る前に、ごはんの中身もセットで見るのがポイントです。

ウェット系のおやつで水分を足す話は、こちらにまとめています👇 → 「ちゅ〜るって水分ばっかりでしょ?」に答えます【猫の水分補給とおやつの話】


ズボラでもできる、飲んだ量の測り方

毎日きっちり測るのは続きません。気になったときに1日だけやれば十分です。

① 計量カップで入れて、残りを測る

  1. 朝、計量カップで量った水を器に入れる(例:300ml)
  2. 翌朝、残った水をカップに戻して測る
  3. 入れた量 − 残った量 = 飲んだ量

② 「蒸発した分」を引く

器の水は、猫が飲まなくても少しずつ蒸発します。

猫が届かない場所に、同じ器で同じ量の水を置いておくと、蒸発した量がわかります。

飲んだ量 = 入れた量 − 残った量 − 蒸発した量

ここまでやると、かなり正確になります。面倒なら①だけでもOKです。

③ 多頭飼いは「合計」でOK

うちのように2匹いると、どっちが飲んだかはわかりません。

まずは2匹分の合計で見て、明らかに多い・少ないと感じたときだけ、しばらく器の前を観察するくらいで十分です。

まお君 まお君
どっちが飲んだかなんて、わからんでええんよな

飲みすぎ・飲まなさすぎのサイン

飲みすぎかも?

  • 器の水が急に減るようになった
  • 体重1kgあたり100ml以上飲んでいる(5kgの猫なら500ml以上)
  • おしっこの量や回数が増えた・トイレの砂の塊が大きくなった

飲む量が増えるのは、腎臓や甲状腺、糖尿病などのサインのこともあると言われています。

うちのまお君も、腎臓ケアが始まってから、水を飲んでいる姿を少しずつ見かけるようになりました。「最近よく飲むな」と思ったら、それ自体が病院で伝えるべき情報です。

飲まなさすぎかも?

  • 丸1日、器の水がほとんど減っていない(ドライフードが主食の場合)
  • おしっこの量が少ない・色が濃い
  • 元気や食欲がない

こちらは、膀胱炎や尿路結石のリスクが上がると言われています。

どちらの場合も、「いつもと比べてどうか」が一番大事です。ふだんの量をなんとなく知っておくだけで、変化に気づきやすくなります。


飲まない子に試しやすいこと

うちのらびちゃんのように、自分からあまり飲まない子向けです。

  • 水飲み場を増やす:うちは廊下に置いて、移動のついでに飲んでもらっています
  • 器を変える:浅くて広い器・陶器やステンレスが好きな子も
  • 流れる水にする:給水器に興味を示す猫は多いと言われています
  • ウェット系のおやつに水を足す:らびちゃんは、ちゅ〜るなら1滴も残しません
ちゅ〜るに入ってる水なら、いくらでも飲めますよッ
らびちゃん らびちゃん

置き場所の工夫は、こちらで詳しく書いています👇 → 猫に水を飲ませる工夫と、夏の通院に持っていくもの【腎臓ケア中の我が家のやり方】

給水器を検討している方はこちら👇 → 猫の自動給水器おすすめ4選【腎臓ケア中の飼い主がズボラ目線で調べた】


まとめ:目安は「体重1kgあたり40〜60ml」

  • ① 1日の水分は体重1kgあたり約40〜60mlが目安(ごはんの水分も含む)
  • ② ドライフードの子ほど、器から飲む量が多くなる
  • ③ 測るなら「入れた量 − 残った量」だけでOK。気になったときに1日だけ
  • ④ 急に増えた・急に減ったときは、それ自体を獣医さんに伝える
  • ⑤ 飲まない子は、置き場所・器・ウェット系のおやつで補う

数字をきっちり守るより、「うちの子のいつもの量」をなんとなく知っておくことのほうが、ずっと役に立ちます。

うちみたいに、飲む子と飲まない子が同じ家にいることもあるので、1匹ずつ違って当たり前くらいの気持ちで見てあげてください。