「うちは室内飼いだから大丈夫」と思っていました
猫のノミ・ダニ対策の話になると、いつもこう思っていました。
うちは完全室内飼いだし、関係ないよね。
実際、うちの2匹は今までノミもダニもついたことがありません。予防の薬も注射も、これまで一度も使っていません。
でも最近、ちょっと気になることがありました。
うちのまお君、ベランダに出てるんですよね。
マンションの4階なので「まあ大丈夫やろ」と思っていたのですが、調べてみるとそう言い切れない理由がいくつも出てきました。
今回は、対策をしていない飼い主の立場から、そもそも必要なのか・何をすればいいのかを調べてまとめています。

室内飼いでもノミ・ダニがつく理由
調べてみると、侵入ルートは思っていたより多くありました。
① 人が外から持ち込む
一番多いとされているのがこれです。
衣類・靴・カバンにノミの卵や幼虫が付着して、そのまま家の中へ。飼い主に自覚がないまま持ち込んでしまうパターンです。
猫が外に出なくても、人が出入りしている時点でゼロにはならないということですね。
② ベランダ・玄関
ここがうちの気になっているポイントです。
ベランダは屋外です。高層階でも、鳥が来たり、風でいろいろなものが飛んできたりします。玄関先も同じで、猫がちょっと顔を出すだけでも接点はできます。
「4階だから大丈夫」は、残念ながら根拠になりません。
③ 宅配物・段ボール
外に置かれていた段ボールに付着しているケースもあるそうです。猫は段ボールが大好きなので、届いたそばから乗りにいきますよね。
④ 他のペット・来客
犬を飼っている家に遊びに行った、来客があった、というだけでも可能性はあります。
ノミ・ダニがつくとどうなるのか
「ちょっと痒いだけ」では済まないことがあるようです。
ノミの場合
| 症状 | 内容 |
|---|---|
| 激しいかゆみ | 首まわり・背中・しっぽの付け根を集中的に掻く |
| ノミアレルギー性皮膚炎 | 少数の寄生でも強い症状が出ることがある |
| 脱毛・かさぶた | 掻きすぎて皮膚が傷ついてしまう |
| 瓜実条虫 | ノミを飲み込むことで寄生虫に感染することがある |
| 貧血 | 大量に寄生した場合、特に子猫では危険 |
マダニの場合
マダニは主に屋外にいますが、ベランダや庭で接触する可能性があります。
こわいのは感染症を運ぶことで、SFTS(重症熱性血小板減少症候群)という病気は、猫から人へうつることもあると報告されています。
猫だけの問題ではないというのが、調べていて一番驚いた点でした。
⚠️ 一番やってはいけないこと
これは絶対に知っておいてほしいので、先に書きます。
犬用のノミ・ダニ薬を、猫に使ってはいけません。
犬用の製品にはペルメトリンという成分が使われていることがあります。
これは犬には問題なくても、猫は代謝できず中毒を起こします。震え・けいれん・最悪の場合は命に関わるケースも報告されています。
「同じノミの薬やし、量を減らせばいけるやろ」
これが一番危険です。 猫には必ず猫用と明記されたものを使ってください。
予防は何をすればいいのか
調べた結果、選択肢は大きく2つでした。
① 動物病院で処方してもらう(基本)
首の後ろに垂らすスポットオンタイプが一般的で、月1回のペースで使うものが多いようです。
- 効果が確認されている
- 体重に合わせて処方してもらえる
- 他の寄生虫にも対応した製品がある
うちのまお君は腎機能が低下しているので、持病がある子は特に獣医師と相談してからという点は外せないと思っています。
② 市販のノミ取りグッズ
ドラッグストアやネットでも買えますが、効果や持続期間は病院のものと差があるとされています。
「とりあえず何かしたい」で市販品を選ぶより、まず病院で相談するほうが結果的に確実というのが、調べての印象でした。
ちなみにノミ取りコームは薬ではないので、チェック用として持っておくのはありだと思います。毛をとかして、黒い粒(ノミの糞)が取れるかどうかで早期発見できます。
うちで使っているのは、こういう目の細かいステンレスタイプです。
ただし力任せにとかすのはNGです。
うちのまお君はラグドールで毛が長くて細いので、ガシガシやると皮膚に負担がかかります。あくまで優しく、確認するくらいの気持ちで使うのがよさそうです。
家の環境でできること
薬とは別に、環境側の対策も効くようです。
- 掃除機をこまめにかける(卵や幼虫はカーペットや隙間に落ちている)
- 猫のベッド・毛布を洗濯する
- ベランダに出したあとはブラッシングする
ノミは成虫より卵・幼虫のほうが圧倒的に多いそうなので、床の掃除がそのまま対策になります。
……とはいえ、うちはこまめに掃除機をかけるのが本当に苦手です。こういうときこそロボット掃除機が効いてくるんだろうな、と改めて思いました👇
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うちの猫だったら、こう考える
まお君(ラグドール・ベランダに出る)
うちで一番リスクがあるのは間違いなくまお君です。今もよくベランダに出ています。
ただ腎機能が低下しているので、薬を使うなら先生に相談してからが絶対条件。自己判断で市販品を使うのは、うちの場合は特に避けたいところです。
らびちゃん(サビ猫・室内のみ)
らびちゃんはベランダには出ないので、直接のリスクは低め。
でもまお君が持ち込めば同じことなんですよね。多頭飼いだと1匹だけ対策しても意味が薄いというのは、考えてみれば当然でした。
まとめ:うちはまず「相談」からにします
調べてわかったことを整理します。
- ① 完全室内飼いでもゼロにはならない(人・ベランダ・段ボール)
- ② ベランダに出る猫はリスクが上がる(高層階でも同じ)
- ③ 犬用の薬は猫に絶対使わない⚠️
- ④ 予防するなら動物病院で相談するのが確実
- ⑤ 多頭飼いなら全頭で考える
- ⑥ 床の掃除も立派な対策になる
うちは今のところ被害はありませんが、「ついてから慌てる」より「次の通院のときに聞いてみる」ほうがラクだなと思いました。
まお君は月1で通院しているので、ついでに相談してみようと思います🐈
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この記事は一般的な情報提供を目的としています。ノミ・ダニの予防や治療については、必ず獣医師にご相談ください。